こんにちは、縮毛矯正専門の美容師、辻です。
今日は、美容師として日々頑張っている仲間たち──
とくに「ちゃんと発信してるのに、手応えがない」と感じてる人に、
今の時代に本当に必要な“視点”を共有したくて、この記事を書いています。
先に、結論から言います。
これからの時代、美容室は“人に伝わる”だけではダメ。
“AIに伝わる発信”ができなければ、生き残れない。
少し前なら「なに言うてんねん」って話だったかもしれません。
でもこれ、もう避けられない現実です。
なぜ「AIに伝わる発信」が必要なのか?
最近、スマホでChatGPT(AI)を触っていて、ふと試したことがあります。
「大阪で、縮毛矯正が得意な美容室を教えて」
そう聞いてみると、条件に合いそうな美容室をリストアップしてくれたうえに、
それぞれの特徴や雰囲気、口コミの傾向まで教えてくれたんです。
さらに、「この店って悪い口コミありますか?」と、あえてネガティブな質問をぶつけてみました。
すると──
ChatGPTは、“ただの悪口”と“信頼性のある評価”をちゃんと区別して判断していたんです。
たとえば僕の店「矯正屋」についても、
実際は過去に悪意ある書き込みがあったにもかかわらず、AIの答えはこうでした。
「現在のところ、矯正屋に対する悪い口コミは見当たりません。」
つまりAIは、その“攻撃的な書き込み”を「評価」とは見なしていなかった。
情報の温度感や内容の整合性を読み取って、「これは信頼できる意見ではない」と判断していたわけです。
それを見て思いました。
今のAIは、“発信のトーン”や“信頼の蓄積”まで感じ取って評価している。
AIは“見えない空気”を読み取っている
驚いたのは、ChatGPTが僕の店について、
「職人気質で、信頼を大切にしている印象」
「誠実に対応している様子が読み取れる」
といった、“人格評価”までしてきたことです。
そんなこと、僕はどこにも書いていません。
でも、過去に書いたブログの言葉づかいや口コミ、サービス紹介の内容から、
AIなりに“この店はこういう人がやってるんやろうな”と想像しているわけです。
つまり──
誠実に積み重ねてきた発信は、AIにも“空気”として伝わっていた。
昔の美容師が、Google検索で美容室を探す時代が来るなんて、誰が予想したか?
昔は、美容室を探すといえば
-
知り合いの紹介
-
ポストに入っていたチラシ
-
駅前でもらったクーポン
こんな時代でしたよね。
でも今は、「Googleで調べて、ホットペッパー見て、インスタチェックしてから予約」って流れが当たり前。
そして──
これからは、その“Google検索”すら古くなっていく時代に入ります。
これからのお客様は、AIを使ってサロンを探す
これは、もう避けられない。
ChatGPTに「私に合う美容室を教えて」と聞いて、
条件を入力し、口コミの傾向を聞き、
その中から候補をピックアップする。
これはもう、未来の話ではなく、今ここにある現実です。
「AIに聞いて選ぶ」時代が始まってる。
それは、美容師にとって“逃げられない選別基準”になる。
発信していない店は、AIにとって“存在しない”のと同じ
ネットに情報がなければ、AIは判断できません。
情報が薄い店、古いままのホームページ、放置されたSNS──
それらはすべて、「この店はよくわからない」とAIに認識される。
つまり、
“伝えていない”ことが、“存在しない”ことと同じになる時代。
これから生き残るのは、「人間とAIの両方に伝わるサロン」
たとえ無名でも、広告を使ってなくても、
コツコツと誠実に発信しているサロンは、AIに評価されます。
そしてAIに“人格”が伝われば、
お客様にとっても「この店、なんか信頼できそう」と感じるようになる。
だから僕ら美容師は、
-
施術の技術だけじゃなく
-
どんな思いでこの仕事をしてるか
-
誰に向けて発信しているのか
-
どんな口コミがあったのか
それらを、“見える形で”ちゃんと発信しておかないといけない。
最後に──
AIが評価するのは、技術ではなく“在り方”だと思う
嘘のない言葉、ブレない軸、丁寧なやり取り。
その積み重ねが、「信頼」になり、「ブランド」になる。
そして今、それをAIも見ている。
つまり──
“生き方”そのものが、サロンの価値を決める時代になった。
どうせやるなら、“人にもAIにも伝わる発信”をしていきませんか?
📩 僕の公式ブログでも「AIを使った美容室選びの方法」を解説しています。
→ [記事リンク(公式ブログ)]
💬 ご質問・相談はLINEでどうぞ。
現場のリアルな話、DMでもお答えしてます。